読解ドリル: 説明文を実戦で読む
接続語・指示語・根拠の特定を、実際に問題を解きながら確認する。
この単元の目標
- 接続語に着目して筆者の主張の位置を特定できる
- 指示語が指す内容を本文中から正確に抜き出せる
- 理由を問う設問に「本文の根拠+結論」で答えられる
解く手順
- 設問を先に読む: 何を問われているかを知ってから本文に入る
- 接続語に印をつけながら読み、序論 → 本論 → 結論の枠組みをとる
- 指示語・固有名詞・数字に傍線を引き、根拠箇所を複数見つける
- 記述は問われた内容と字数条件を確認し、必要な要素を整理してから書く
例題(空欄補充)
自作例文「私は朝の読書時間を続けたい。( )、本を読む習慣が身につくからだ。」空欄に入る接続語を「しかし・なぜなら・たとえば」から選べ。
解答・解説
**なぜなら**。後半は続けたい理由を述べており、「なぜなら〜からだ」と対応する。逆接の「しかし」や具体例の「たとえば」では、この関係を表せない。
逆接の後ろが必ず筆者の主張になるわけではありません。「たとえば」の後の具体例も、何を説明するために挙げたのか、前後の一般的な説明と結び付けて読みましょう。
練習問題
「筆者の主張を求める問題」で、最初に確認すべき本文中の場所はどこか。
解答・解説
冒頭の問題提起や結論を手がかりにする。ただし、主張の位置は文章によって異なるため、逆接の直後や最終段落だけで決めず、本文全体で確かめる。
「これ」「それ」などの指示語を処理するときの原則を一言で述べよ。
ヒント
候補の内容を指示語に代入するとどうなるか。
解答・解説
まず直前から候補を探し、**指示語と置き換えて意味が通るか確かめる**。後の内容や離れた箇所を指す場合にも注意する。
「なぜ筆者は朝の読書を続けたいのか」と聞かれた。上の例文に基づいて答えよ。
解答・解説
本を読む習慣が身につくから。理由を問われた場合は「〜から」と答えてよい。主張を問う設問と理由を問う設問を区別する。
確認クイズ(読解の技法)
問1. 評論文で「つまり」「要するに」の後に来る内容は、多くの場合どんなものか。
問2. 「たとえば」以降の文章について、正しい理解はどれか。
問3. 記述問題で指定字数より大幅に短い答案は、なぜ危険か。
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