確率変数と期待値・分散
確率変数・確率分布を導入し、期待値・分散・共分散をデータ分析の言語として身につける。
この単元の目標
- 離散・連続確率変数を区別して扱える
- 期待値の線形性と分散の変換公式を使って計算できる
- 共分散と相関の意味を説明できる
確率変数と分布
確率変数は「値が偶然で決まる量」を表す関数です。離散型は確率質量 、連続型は確率密度 (非負で、全領域での積分が 1)で分布を指定します。
期待値・分散
- 線形性:(独立でなくても成立)
- 独立なら (共分散項が消える)
- 標準偏差 : 平均からのばらつきの尺度
共分散と相関
相関係数には両変数の分散が有限かつ正であることが必要です。相関は「直線的な関係の強さ」であり因果関係を保証しません。また でも非線形な関係( など)はあり得ます。
例題
, を独立で , , , とする。 の期待値と分散を求めよ。
解答・解説
**0**。独立性より **25**
練習問題
公平なサイコロ 1 個の出目を とする。 と を求めよ。
ヒント
、。
解答・解説
。 より ****
公平なコインを独立に 5 回投げるとき、表が出た回数 の期待値と分散を求めよ。(二項分布 の結果を使ってよい)
解答・解説
、 **1.25**
, が独立で平均 0、分散 1 に従うとき、 の期待値・分散を求めよ。
ヒント
共分散項は独立なら消える。符号に注意()。
解答・解説
、 **2**(引き算でも分散は足し合わさる)
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