高等学校国語
評論・小説の根拠に基づく読解と、古文文法・古文単語・漢文訓読の基礎。
現代文(評論・小説)
学習指導要領: 「現代の国語」「論理国語」「文学国語」:論理の展開・構成・表現・解釈
古典(古文・漢文)
学習指導要領: 「言語文化」:古典の語句・文法・訓読のきまり
- 古典文法の要点助動詞の接続と活用、敬意の方向、係り結びを具体的に確認する。
- 漢文の基本句法再読文字・受身・使役・疑問と反語を、読み方と意味の両面から学ぶ。
- 漢文読解の実践技法返り点と再読文字を正しく処理し、構文・書き下し・訳を照合する。
- 古文単語 基本50語と覚え方基本50語を、現代語との意味の違い・多義性・敬語の用法から学ぶ。
- 古文読解の主語と場面——省略された「誰か」を追う述語ごとに動作主を確認し、会話の人称と場面の転換を読む。接続助詞や敬語だけで人物を決めず、分かることと決まらないことを区別する。
- 古文の心情を読む——描写の根拠と解釈の限界感情語・行動・出来事を結び付けて心情を説明する。本文の事実、根拠のある解釈、まだ決まらないことを分け、理由を含む答案にまとめる。
- 漢文の構造と論理——主述の骨格から対比・要旨まで漢文を句法の暗記だけでなく「誰が・何を・どうする」という骨格と、因果・対比・転換のつながりで読む。指示語の指す範囲と、訳に足しすぎた部分を点検しながら、文全体の要旨を取り出す。
- 漢文の対話と説話:誰が言い、どう行うかを読み分ける発話者・聞き手・発話内の主語を分け、問いと応答、発言と行動、語り手の評を照合する。短い自作資料で、主張の帰属と根拠を読む。
テーマ別学習・演習
学習指導要領: 関連分野の補充・発展学習。各記事に前提と適用範囲を明記。
- 古文「ぬ・ね・なむ・に」を前後から識別する同じ仮名を見て訳を決めず、直前の活用形・直後の接続・係り結びで候補を絞る。「見ぬ」の曖昧さや「なむ」の語の切れ目まで、自作例文で検証する実践編。
- 複数資料の読み比べ——根拠の限界と反論を踏まえた論証自作の架空調査データと二つの意見文を読み比べながら、資料から読み取れることと読み取れないことを区別し、反論を見据えた論証と要約を組み立てる。
- 漢文の否定と反語:否定が届く範囲を読む不・未・無・莫を「何を否定するか」で整理し、莫不・不必・必不や反語を、括弧と反例で読み分ける。訳語の暗記から一歩進み、文が実際に主張する内容を確かめる。
- 古文の敬語で人物関係を追う:動作主・受け手・敬意の方向敬語を「単語の意味」ではなく「敬意の矢印」として読む。主語が省略された古文で、誰が動いて誰へ向かう動作かを、自作例文の敬語と前後の文脈から推定する手順を実践する。